仮想通貨(暗号資産)に興味のある方であれば、バイナンス(Binance)という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。バイナンスは2017年に設立された香港発祥の世界最大級の仮想通貨取引所です。
この記事では、バイナンス(BINANCE)という取引所の特徴を紹介した上で、どのように口座の登録を行えばよいのか図を使いながら解説していきます。
バイナンス(Binance)とは？
海外の取引所を利用するのに安全面などで抵抗のある方は多いかも知れませんが、バイナンスはセキュリティ、サポートともに充実しています。安全面以外の取引条件についても優秀で、国内取引所以上のサービスが提供されていると言って良いでしょう。
取引条件は
取扱い通貨などの取引条件をチェックしておきましょう。
| 取り扱い通貨数 | 700種類以上 |
| スマホ対応 | あり |
| 日本語対応 | あり |
| 最大レバレッジ | 125倍 |
| 最低取引数量 | 0.001BTC |
| カスタマーサポート | サポートセンター |
| セキュリティ | 指紋認証、パターン認証、2段階認証 |
| 取引形式 | 現物取引、先物取引 |
この中で特徴的なのは取り扱い通貨数が多いということです。ほとんどの国内取引所で10種類程度の仮想通貨しか取引できないことを考えれば、バイナンス(Binance)の通貨数がいかに多いのか分かってもらえると思います。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など、時価総額の大きい仮想通貨から、草コインと呼ばれる時価総額の小さい仮想通貨まで、様々な仮想通貨を取引することができます。
バイナンスで取引できる有名な仮想通貨
バイナンスで取引できる仮想通貨のうち、比較的時価総額が高く有名なコインは以下の通りです。
〇国内取引所でも売買できる有名なコイン
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、リップル(XRP)、
〇最近話題のコイン
バイナンスコイン(BNB)、カルダノ(ADA)、イオス(EOS)、アイオーエステイ(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、ダッシュ(DASH)、ドージコイン(DOGE）
バイナンス(Binance)口座開設方法
バイナンスで口座開設を行うとき、本人確認書類を提出する必要はありません。メールアドレスの入力とパスワードの作成を行えば、すぐに登録できます。2段階認証の設定を含めても、わずか5分程度で口座開設を完了させることができるでしょう。
バイナンス(Binance)の口座開設手順は？
口座開設手順は以下の通りです。
| ステップ1 | 公式サイトにアクセス |
| ステップ2 | 登録フォームに入力 |
| ステップ3 | セキュリティ認証 |
| ステップ4 | メール認証 |
| ステップ5 | 2段階認証の設定 |
バイナンスでは本人確認書類のアップロードを行っていなくても取引できます。初心者の方は2段階認証の設定で少し時間がかかるかも知れませんが、それ以外はスピーディーに登録を行うことができるでしょう。
アカウントの登録
まず初めにバイナンスの公式サイトにアクセスしましょう。このとき、英語表記になっていれば、メニュー右上の「English」を「日本語」に変換すると見やすくなります。
日本語に変換したら「今すぐ登録」ボタンをクリックしましょう。
アカウント登録の画面が出てくるので、メールアドレスを入力し、パスワードを作成します。メールアドレスは普段使用しているものを選択しましょう。パスワードは最低でも大文字1つ数字1つを必ず入れ、8ケタ以上で作成します。
利用規約への同意にチェックを付けて「アカウント作成」をクリックします。
次にセキュリティ認証を行います。イラストのパズルが当てはまるように、イラスト下の「⇒」をドラッグしましょう。
先ほど登録したメールアドレスには、バイナンスから確認コードが記載されたメールが届きます。
これを30分以内に以下の空欄に入れてください。
メール確認コードに間違いが無ければ認証され、ログイン後のページへと自動的に移動します。
2段階認証の設定
ログイン後のページに移動したら、「人型のマーク」⇒「登録したメールアドレス」の順番にクリックしましょう。
アカウント情報をチェックできるページに移動すると、2段階認証を行ってセキュリティレベルを上げることを勧められます。
仮想通貨の世界ではハッキングの被害が報告されているので、安全に利用するためにも2段階認証の設定は必ず行っておきましょう。
今回は2段階認証で一般的な「Google認証」を解説します。
スマホでGoogle認証アプリを用意します。Androidの方は「Google Play」、iPhoneの方は「App Store」からアプリを入手しましょう。
「次へ」をクリックしたら、QRコードが表示されるので、これをGoogle認証アプリでスキャンを行います。
スキャンしたら次のページに移動します。今度はバックアップキーが表示されるのでメモしておきましょう。バックアップキーは、Google認証に使用したスマホを紛失したとき、復元するために必要となります。
次に「コードを送信」をクリックし、受け取ったメール認証コードを空欄に入力します。さらにGoogle認証コードアプリに表示された6桁の数字を空欄に入力します。2か所の空欄に入力したら「提出」をクリックしましょう。
これで2段階認証の完了です。
バイナンスで入金を行うには？
2段階認証の設定まで完了すれば、安全にバイナンス(BINANCE)を利用できるようになります。まずは入金を行って取引をできる環境にしておきましょう。
バイナンスは日本円による入金ができない
ほとんどの海外仮想通貨取引所は、日本円による入金を行うことができません。バイナンス(Binance)でも日本円による入金は不可となっています。
仮想通貨を送金
バイナンスの入金方法で一般的なのが、国内取引所などから仮想通貨を送金することです。
ログイン後にウォレットの「フィアットと現物」をクリックしましょう。
この後、入金を行いたい仮想通貨の「入金」をクリックしてください。ここではビットコイン(BTC)の入金を考えてみます。
バイナンスのBTCアドレスが表示されます。アドレス横の〇をクリックしてコピーします。
コピーできたら、国内取引所などの送金元ウォレットの所定の箇所に貼り付け、送金元のウォレットで手続きを行いましょう。
一般的に国内取引所で仮想通貨を購入⇒バイナンスに送金という流れで手続きを行う方が多いようです。もし取引所から独立したウォレットにコインを預け入れていれば、そこからバイナンスに送金することも可能です。
仮想通貨を送金するメリットは、バイナンス上で手数料がかからないことです。また、送金元で発生する手数料もそれほど高くはありません。
クレジットカードで仮想通貨を購入
クレジットカードを使えば、バイナンスのシステム内で仮想通貨を購入することができます。日本円の決済に対応しているので、国内取引所で仮想通貨を購入⇒送金という手続きが面倒な方はこちらを利用してみてもよいでしょう。
ただし、カード決済の手数料はやや高い印象を受けます。10USDか決済価格の3.5%のうち、高い方が請求されてしまうので、基本は仮想通貨を送金することをおすすめします。
クレジットカードによる仮想通貨の購入方法を紹介していきます。
メニューの「仮想通貨購入」の「代行業者支払い」をクリックします。
購入したい仮想通貨の金額を入力しましょう。※日本語訳では売却となっていますが、こちらに購入額を入力すればOKです。
同意にチェックを付けて「次へ」をクリックします。
あとはクレジットカードの登録を行い、手続きを進めて行けばOKです。
決済会社はVISAとMastercardのみ利用可能です。